大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

なぜ座っているのに痛くなる?デスクワーク腰痛を丸裸にしたるわ!

腰痛

 

こんにちは、にいのみ整体院のジュンです。

我が大宮の街にも、夏のジリジリした陽射しが本格的になってきました。

ライバルと言われる浦和の街も暑いのかな?いや、暑さでも大宮は浦和には負けない、必ず勝つ‼

勝っても嬉しくないけど…汗

しかし大宮駅の前でスーツ姿のビジネスマンが汗を拭きながら足早に歩く姿を見るたびに、「ああ、腰に来るだろうなあ」と、ついつい職業病のように思ってしまいます(笑)。

さて、今回は「デスクワーク腰痛」について。

実はこのテーマ、僕が整体師として18年向き合ってきた中でも、かなり多くの方が悩んでいる分野なんです。特に最近はコロナ禍でリモートワークが増えた影響もあり、自宅の椅子が合わない、長時間同じ姿勢が続く……ということで、慢性的な腰痛を訴える方が激増中。

悩み

「なんで座ってるだけで腰が痛くなるの?」 「立ってるほうが楽なんだけど……」 「整形外科では『骨には異常ありません』って言われた」

そんな声が、毎日のように届きます。

ということで今回は、にいのみ整体院の視点から、

  • デスクワーク腰痛がなぜ起こるのか?

  • なぜ湿布や電気治療で治らないのか?

  • どこを見れば本当の原因が見えてくるのか?

そして、

  • どうすれば「座っても痛くない身体」になれるのか?

その全貌を優しく、そしてちょっと楽しく、語っていきたいと思います。腰の話だけに肩の力は抜いて、見て聞いてください!

 

【なぜ座ってるだけで腰が痛いのか?】

fdf01157-c38d-4162-9945-d3212799948bデスクワークの姿勢、つまり“長時間の座位姿勢”は、実は身体にとってとても過酷なんです。

まず、骨盤が後傾しやすくなる。 これが腰痛の大元です。

猫背になり、背骨が丸まり、頭が前に出る。 それによって腰椎(いわゆる腰の背骨)の4番・5番あたりに負担が集中、しかもここはもともと痛めやすい部位(´;ω;`)

とくに骨と骨の間のクッション役をしている「椎間板」がペシャンコに!

さらに、座面の硬さや高さが合っていなかったり、足を組む癖があると、骨盤が左右非対称になっていく……。

その結果——

✔️ 腰回りの筋肉がガチガチに緊張 ✔️ お尻の筋肉(中殿筋・梨状筋など)が硬直 ✔️ 坐骨神経にジワジワと刺激 ✔️ 仙腸関節がズレることで、鈍い痛みが続く

こんな流れで、座っているだけでも痛みが出てしまうんです。

 

【腰に原因がないことも多い】

ここでにいのみ整体院の独自視点をひとつ。

腰が痛い実は、腰痛の原因が「腰そのもの」にあるとは限りません。

「え?腰が痛いのに、腰じゃないの?」って思うかもしれませんが、これは事実。

● 原因その1:横隔膜の硬さ

呼吸が浅くなることで、体幹のインナーユニット(腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋)が機能しなくなります。

→ 姿勢保持がうまくいかず、腰椎にダイレクトに負担が!

● 原因その2:足首の動きの悪さ

特にアキレス腱やふくらはぎの硬さが、骨盤の傾きを連動的に制限します。

→ 結果、座ってるときに骨盤が後傾して腰が引っ張られる!

● 原因その3:首と顎のバランス

頭の位置が前に出ることで、バランスを取るために腰が反る(反り腰)。

→ この姿勢が長時間続くと、腰椎の下部に圧迫が……!

つまり、「腰は結果」であって、「原因は別の場所」にあることが多いというわけです。

思い当たりませんか?腰が痛いからってすぐに腰ばかり揉みだす整体師…終わったら元に戻ってしまう。アルアルですよね?

 

なぜデスクワーク腰痛は湿布や電気治療で治らないのか?

夜の雷暴整体をやっていると、デスクワークで腰を痛めた方が「病院で湿布もらって貼ってるんですけど、全然良くならないんです」とか「整骨院で電気かけてもらってるけど、仕事に戻るとまた痛くなるんですよね」と話してくれること、すごく多いです。

結論から言うと――
湿布も電気治療も「その場の症状を和らげる」には役立ちますが、「根本原因」を取り除く力はほとんどないんです。

湿布は「消火器」、でも火種は残っている

湿布の役割は、炎症や痛みを一時的に抑えること。
確かに貼った直後はスーッとして楽になります。でも、デスクワーク腰痛の多くは「筋肉や関節、内臓や姿勢のクセ」によって起きています。湿布はその筋肉の硬さや骨盤の歪みを正すわけじゃない。
だから、火事でいえば煙を消しても、燃えている薪を放置している状態なんです。

電気治療は「一時的なマッサージ」

電気治療(低周波や干渉波)は、筋肉をピクピク動かして血流を促す効果があります。
これも短期的には楽になるんですが、デスクワークで固まるのは特定の筋肉だけじゃなく、全身の連動
例えば腰が痛い人でも、原因は肩甲骨まわりや太もも裏の硬さだったり、骨盤の角度だったりします。電気治療は腰の周辺だけを刺激することが多いので、全体のバランスは変わらないままなんですね。

デスクワーク腰痛は「全身の構造問題」

長時間座ることで、

  • 骨盤が後ろに倒れたまま固まる

  • 腹圧が弱まり、背骨を支える力が落ちる

  • 股関節が詰まって腰に負担が集中する
    といった全身的な歪みが進みます。
    湿布や電気は、こうした構造の崩れにはアプローチできません。

 

デスクワーク腰痛はどこを見れば本当の原因が見えてくるのか?

1. 腰は“現場”、でも原因は“別の場所”にいる

67dde3b6-3afc-4cc5-8ae2-8e9dc6438c7f腰が痛む場所は、いわば「事件現場」。
でも、犯人はたいてい別のところに潜んでます。
僕がよく見つけるのはこんなパターンです。このブログの最初にもお話した

  • 骨盤の傾き
     座りっぱなしでお尻の筋肉がカチカチになると、骨盤が後ろに倒れて腰に常時負担。

  • 股関節の固さ
     股関節が動かない分、腰が代わりに動かされてヘトヘトに。

  • 背中・肩甲骨の硬直
     猫背姿勢で背骨のS字がつぶれ、腰のクッション機能がゼロに。

2. 足元も要チェック

実は足首やふくらはぎの硬さが、腰痛のトリガーになってることも多いです。
歩く時間が少ないデスクワーカーは、足首が固まり、重心がズレて腰に負担集中。

3. 内臓からのサイン

お腹の動き(消化器や腸の柔らかさ)が悪いと、腰周りの筋膜が引っ張られます。
特に座りっぱなしで圧迫される大腸や腎臓周囲は要注意。

4. 呼吸のクセ

呼吸が浅い人は、横隔膜が固まり、背骨・腰椎の可動域が狭くなります。
これ、見落とされがちだけど超重要ポイント。

まとめ

デスクワーク腰痛の原因を探すなら、腰そのものより「全身の連動」を見るべきです。
腰は被害者、加害者は姿勢・股関節・足首・内臓・呼吸。
この全員を容疑者として取り調べるのが、にいのみ整体院流。

【にいのみ整体院の施術では何をする?】

DSC09478ここからは、僕たちが実際にどのようにアプローチしているかをご紹介します。

✅ 1. 骨盤と仙腸関節の調整

これは整体の基本中の基本。仙骨のほんのわずかなズレや傾きが、坐骨神経や筋膜全体に悪影響を及ぼします。やっぱり骨盤なんですね

✅ 2. 横隔膜の解放

お腹周りをゆるめるだけではなく、呼吸に合わせて横隔膜をふわっと動かすことで、体幹の安定性が高まります。呼吸って大事なんです

✅ 3. 首と後頭部の重心調整

首〜頭のバランスがズレると、腰が頑張るしかなくなる。だからこそ、首の調整がとても大事。ここでも股関節や骨盤の調整が活きてきます

✅ 4. 内臓の可動性チェック

特に腸や腎臓などがガチガチになっていると、腰の筋膜を内側から引っ張ってしまう。ここを見逃すと、慢性腰痛は改善しません。一時流行った「筋膜」というワードがこんなところに

✅ 5. 足首・足底のリリース

これも意外と見落とされがち。座っているときに「足が地面についていない」=不安定な骨盤につながります。よく「地に足がついている」って身体にとってとても大事なんですね

 

これらを一つ一つ丁寧に調整していくことで、「座っているのが辛くない身体」を取り戻していきます。

 

【夏のデスクワーク腰痛、ここに注意!】

さて、ここからは「夏特有の腰痛リスク」にも触れておきます。

🌞 汗をかく→脱水→筋膜の滑走性が悪化

→ 水分不足になると、筋膜の間が滑りにくくなってガチガチに。やっぱり水分補給は大事!

🌞 エアコンで腰が冷える→血流低下→筋緊張

→ 特に下半身が冷えた状態で長時間座っていると、血流不足により痛みが出やすくなります。

🌞 寝苦しい→睡眠不足→自律神経の乱れ→痛みに敏感

→ 実は「腰痛=物理的な負荷」だけじゃない。「交感神経優位」の状態が続くと、体はずっと戦闘モードになり、痛みに過剰に反応するようになります。要は休んでいるようで休めていない!

これらの「夏特有の要素」が加わると、いつもより腰痛がひどくなりやすいんですね。

 

【セルフケア:自宅でできる腰痛対策】

ストレッチ整体に来られないときでも、自分でできることはあります。

✅ 1. 座り方を変える

深く腰掛けて、骨盤を立てて座る。できれば座面にタオルを入れて、坐骨がしっかり当たるようにするのがコツ。

✅ 2. 1時間に一度、立ち上がる

立ち上がって、軽く伸びをするだけでもOK。筋膜が伸び、血流が回復。

✅ 3. 寝る前の骨盤体操

仰向けに寝て、膝を立てて左右に倒すだけの簡単運動でも、骨盤まわりがほぐれて腰が軽くなる。

✅ 4. 夏の水分・ミネラル補給

水+塩分を意識的に摂ることで、筋肉や神経の興奮が落ち着く。

✅ 5. 足湯 or 湯たんぽで下半身を温める

冷房で冷え切った身体をリセットするために、夏でも「温活」は大事!

 

【まとめ】

おじいさんデスクワーク腰痛は、「長く座るから起きる」のではなく、「座り方・生活習慣・身体の使い方」によって引き起こされています。

にいのみ整体院では、腰だけを見るのではなく、全身の連動性・内臓の緊張・呼吸・足の使い方まで細かくチェックし、その人に合わせた施術を行っています。

「痛みはサイン」

それは悪ではなく、身体からの「お願い」です。

このブログを読んで「なるほど〜!」と思った方は、

ぜひ今夜、座り方を見直してみてください。

腰が「ありがとう」って言ってくれるかもしれませんよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

にいのみ整体院 新野見純

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