大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

股関節

この肩こりの原因は?

「肩こりの原因は猫背だから」「パソコンで一日中仕事だから肩がこっちゃって」なんて言葉をよく聞きます。確かに猫背や長時間のデスクワークは肩こりを起こす原因になりますが、猫背にも見えないし事務仕事でもないのによく「肩がこった」という方がいます。これはいったい何が原因なんでしょうか?

股関節の問題が全身に悪影響を与えることもある

股関節の問題、例えば股関節のお椀のような「受け」が浅い股関節臼蓋形成不全、軟骨部分がすり減って変形してしまう変形性股関節症などがあり、共通して言えるのは股関節の動作が悪い、という事です。これは骨盤の形成や、股関節の位置の変位などが考えられます。

股関節と肩甲骨は非常に関係性が深くお互いに影響を与えている

股関節と肩関節は密接な関係があり、股関節の動作が悪ければ肩甲骨、肩の動きが悪く腕が上がりにくくなったり、肩甲骨の動きが悪ければ歩行しにくかったり、膝に痛みが出ることもあります。当然肩の動きが悪ければ周囲の筋肉は硬くなり血行が悪く肩こりや頭痛を起こし易くなります。 特に体重を支える足底が近く上半身の重み、下半身の動きを支える股関節の負担は肩甲骨より大きく、股関節から肩甲骨、肩関節への不調は起こりやすいのです。

先天的に生理的な曲線が少ない場合が多い

人間は直立し二足歩行する生き物です。その時歩行の衝撃が頭部に届く前にクッションの様に吸収する役目が脊柱の「生理的曲線」です。この生理的曲線は成長とともに発達して行きますが、当ブログ赤ちゃんのハイハイが骨格に及ぼす4つの理由でも述べたように遺伝的な理由、赤ちゃんの時の「ハイハイ」動作が足りず生理的曲線が少ないまま成長してしまう事があるのです。 いわゆるフラットバックとよばれる状態で、歩行などの衝撃があまり吸収されず首や肩、頭部にと届いてしまうのです。すると当然「肩こり」や「頭痛」を引き起こす原因になってしまうのです。

フラットバックの方は一見姿勢が良く、猫背にも見えないので、あまり肩こりを起こすような印象がありません。しかし日々の生活の中、首や肩に絶え間ないストレスが掛かっているのです。

肩こりの原因を的確に見抜く力が必要

肩こりの原因は様々で、猫背もあり精神的なストレス、また股関節のトラブルから肩こりを起こす場合もあります。 そこを見抜けなければ、幾ら高度な技術が有っても、的確な治療や施術は出来ません。

見抜く力1 レントゲン、MRI、モアレ写真など客観的、科学的に判断できる手法。

施術者個人の主観、感性にだけ頼るのでは無く、客観的な視点こそ説得力に厚みを持たせるのです。施術者の「勘」は大事ですが、施術を受ける患者様にも、安心していただく必要があり、信頼がある事で不要なストレスを排除できます。

見抜く力2 長年研究され、多くの臨床経験から導き出された優れた理論。

優れた理論を裏付けるのは、多くの臨床経験から。同じ様な症例でも年齢や経緯、人格が違います。その変化に対応できるのも、多くの臨床経験あってこそです。

見抜く力3 優れた理論、豊富な知識をもち、なおそれだけに囚われない自由な発想。

たとえ優れた理論でも完全とは言えません。それを補完するためにはあらゆる分野、手法からヒントを得ることも大切です。  全く同じように見える施術でも、施術回数や回復の度合い、により加減や施術法の増減が有効な場合もあります。施術理論、技術にとらわれ過ぎない、自由な発想も時には有効です。

 

こんな例も・・・

これら3つの「見抜く力」を駆使して、当院では検査、施術を行っています。ある患者様は、腰痛と股関節の動きが悪く、肩こり、右腕が上がらない。首が右を向きにくいと言った方が来院しました。

まだ検査前でしたが、体重が左側に荷重し、左股関節の動きが硬い様子だったので、片足立ちになって、左股関節をクルクルと数回、回してもらいました。すると上がりにくかった右腕と、右へ向きにくかった首の動きが良くなり大変驚いていました。これも、股関節と肩甲骨の関係性、立位の荷重の仕方を見抜くことで、ほんの少しですが、改善する事が出来たのです。

 

施術院、治療院は沢山ありますが、痛みの部位にしか目が向かない施術者は力不足といわれても仕方ないかもしれません。ぜひ優れた「見抜く力」を持った施術者と巡り合ってください。

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