肩がこり易い人の共通点とは
デスクワークに付き物の肩こり。事務職に限らずあらゆる職種でパソコンは導入され多くの人が肩こりに悩まされています。
また、にいのみ整体院では肩こりの症状とともに頭痛や片頭痛を併発する患者様も多く、これらは関係があるのです。
参考:ITメーカーに勤める30代男性の頭痛・肩こり そもそもなぜデスクワークで肩こりが起こるのか?それは長時間同じ姿勢をとり局所的に筋肉に負担を掛け、骨格の歪みがその負担を増悪させているからです。
1 座る位置が前過ぎ、後ろ過ぎ
椅子に座る時には姿勢が重要になります。
書道の経験者の様に背筋が伸び頭部が骨盤上に位置するような姿勢を取れれば良いのですが、なかなか出来るものではありません。
座面の前面によって座り前のめりで長時間作業すると、頭部の重みが首にかかり筋肉がガチガチに張ってしまいます。
逆に後過ぎ、骨盤を寝かせて背中全体を背もたれに預け過ぎるのも好ましくありません。
パソコンのモニターから離れすぎ腕を伸ばして作業すると腕の重みで肩がパンパンに張ってしまいます。
2 脚を前に放り投げるように座る
よく椅子に座りデスクの下で脚を前に出す人がいますが、この座り方は横から見ると身体全体がCの字の様になります。
すると身体の後側、フクラハギ、太もも裏、腰、背中と緊張は強くなり肩こりの原因になります。
3 脚を組む
脚を組むのも肩こりの原因の一つです。
例えば右足を組むと骨盤の右側が押しあがります。
するとバランスを取るため背骨が緩やかに右へ傾くので反対の左背部は筋肉が引き伸ばされ緊張し硬くなります。
どちらかの肩や首がこる、という方は脚を組む癖が無いか注意すべきです。
4 動かない
先に挙げた3つに当てはまる方は勿論、1つも当てはまらなくとも同じ姿勢を長くとっていれば筋肉は硬くなります。
1時間に1回位は立ち上がって屈伸や前屈、肩回しなどで筋肉の緊張を取り座り姿勢を直すと良いでしょう。
どんな座り方が肩こりの予防になるか?
それではどんな座り方をすれば肩こりを予防できるのか?以下のポイントをご参考ください。
肩こりをしない座り方
- まず骨盤を立て背もたれに当たる位まで深く座ります
- 肘は身体に添わせるようにし
- 頭部は骨盤の真上、脚は軽く曲げ足首が骨盤の下に寄せる
と腰にも優しいでしょう。
椅子やデスクの構造上多少の差はあっても、頭部~骨盤~足首が直線上に並ぶように座れば負担は少なくて済みます。
毎日ハードなデスクワーク、肩こりを少しでも回避出来れば効率も上がります。参考にしてください。
また、すでに肩こりや頭痛、片頭痛にお悩みの方、当院では筋肉や骨格の歪みを矯正し改善している症例も多くあります。
予防を通り過ぎ、症状で辛い思いをしている方は是非ともお問い合わせください。