身体が歪む原因は、大きく3つある
腰痛、肩こり、頭痛が酷い…そういった身体の悩みはなぜ起きるのか?それは骨格の歪みが原因ではありませんか?
「そんなことは分かっている」「どうしても良い姿勢ができない」と沢山の方が口にします。なぜ、身体は歪むのか?原因は何なのか?実は大きく分けて3つの原因があるのです。
身体が歪む理由1. 遺伝的な要因
鏡の前で自分の顔を見てください。よく見るとお父さん、お母さんのどちらかに似ていませんか?お子さんがいれば自分によく似ているとか。
血液型の遺伝は100%、骨格など体形的な遺伝は90%前後と言われています。親子が似ているのは至極当然のことですし「猫背がそっくり」なんていうのも良くある事です。
身体が歪む理由2. 病気や怪我など
脳神経の病気や筋肉の麻痺、交通事故で脚を骨折した、など後天的な要因です。
筋肉への神経伝達の不調により動作がぎこちない、骨折の痛みで足が着けない、等で骨格が歪むことは想像に難くありません。
身体が歪む理由3. 日常生活の動作
仕事や日常生活動作の繰り返しやスポーツ等による身体の歪みです。
長時間のデスクワークや長時間の立ち仕事、専門的な技能を持つ職人などは歪みを生みやすい環境だといえます。
スポーツも基礎体力の向上、維持やストレスの発散には良いのですが、ほとんどのスポーツにはその競技に則したフォームがあり、練習で反復する事で骨格形態に歪みが生じます。
また仕事を離れ自宅でくつろいだり、趣味に没頭したりする場合も、日常生活の動きは左右非対称なことが多く、歪みや痛みを生み出す原因になります。
では、どこで改善できるのか?
身体の歪みについてはこれらの原因により診てもらうべき場所は異なるのです。
適切な場所を選ぶためにも身体の歪みの原因を把握し、
1つめの遺伝的な要因の場合は?
この場合は骨格そのものに手を加えるのは外科的な手術が有効でしょう。
しかし骨格そのものに手は加えられなくとも、骨格の歪み、配列の不良、それを原因とした痛みや不快感はマッサージや整体などの手技療法や電気治療などで軽減することは可能です。
2つめの病気や怪我などの場合は?
これも先ずは病院で診断、治療を受けるのが妥当でしょう。医師の適切な治療を受け病気や怪我は完治に向かいます。
しかし、リハビリなどで充分な機能回復がなされ、なお痛みや不快感が残れば、それを得意とする手技療法などの出番となります。
3つめの日常生活動作の場合は?
これは1つめ、2つめとは違い、病院、医師が最も苦手としている領域です。
病院、医師は手術を行えますがそれ以外の方法はあまり得意としません。整形外科に行き湿布と電気治療を受け改善しなければ手術を勧められた、とはよく聞く話です。
実は、そもそも病院では「骨格の歪み」は重視せず、問題にしないのです。
病院以外の手段は整体院へ
整体を始めとする手技療法は長年骨格の歪み、手術以前の痛みに特化している所が多く歪みの改善に適しています。
ただし、マッサージ、鍼以外の手技療法の多くは国家資格ではなく、施術者により技術に大きな差があります。
できれば身体の歪みを客観的に確認できる手段、写真や画像などを交えて解説してくれると、なお良いでしょう。
当院では身体の歪みをモアレ写真という身体の歪みを、地図の等高線のように視覚化する撮影を行います。このモアレ写真は患者様の身体の歪みを客観的に把握し、当然、患者様にも共有させていただいた上で施術方針を事前に説明させていただいております。
参考情報:施術の流れ 良い施術者、治療院にめぐりあう事も身体の歪みを改善する重要な要素と言えるでしょう。