頭の痛みのトラブル 30代 男性
ITメーカーに勤める30代男性。10年以上頭痛に悩み来院。小学生からサッカー、水泳、テニスなど経験したスポーツマン。
2004年7月頃、大学の研究室で長時間のパソコン作業で頭痛が頻発。病院にて痛み止め処方される。病院にて片頭痛、テクノストレス症候群と診断。
2006年4月頃 ITメーカーにて毎日8時間以上パソコンでの作業に勤める。この頃数か月に1度2~3日連続の頭痛。クリニックにて治療。頭痛防止の体操や整体を受ける。
2013年11月頃 頭痛が1週間以上続き、回数が多くなる。クリニックにて治療。
来院時も毎日頭痛薬を服用。5回程の通院で強い頭痛は感じなくなり、その後はまれに短時間、弱い頭痛を感じる程度。現在はケア的に2週間に1度のペースで来院。
来院時の症状
起床時から頭痛。とくに左側頭部に片頭痛。左頚部~左肩甲骨患部に鈍重感。右肩の下がりが気になる。
本人に自覚は無かったが全身的に力が抜けづらく、背部にも強い筋肉の緊張が有り、刺激すると強い圧痛を訴える。
睡眠の質が悪く疲れを感じやすい。
身体形態分析結果と施述方針
立位での状況
立位。体重が左下肢にかかり骨盤は右側が押し上がり。脊柱は右へカーブし両肩とも巻き込みがあるが、特に右肩が強い。
肩甲骨は左が上がり肩、首が頭部を右へずらしている。
分析結果
右骨盤の押し上がりによる脊柱の湾曲、背部の緊張。それに伴う肩甲骨の上がりが頭部を不自然な位置にし、頭部を支える首位の筋肉を強く緊張させて頭部、頚部を圧迫し血流を滞らせる原因になる。
脊柱の歪みは自律神経の周囲の筋肉を緊張させ交感神経、副交感神経の切り替わりを阻害し睡眠の質を低下させる。
交感神経の不調は片頭痛の原因と言われている。
施術方針
骨盤の傾き、押し上がりを整え、全身的な筋肉の緊張を軽減し自律神経を正常化に導く。
肩甲骨を正常な位置に戻し、頭部の周囲の筋肉を弛緩させ血流を良好な状態にする。
施述による改善
初回の施術後肩首の状態の改善とともに今まで気づかなかった背中、腰の張りを自覚。
2回目後は起床時の頭痛は無くなり睡眠の質も良化した。
施術を重ねるごとに頭痛、背中の張りは改善され10回目以降は状態を見て施術間隔を空けるようになる。
現在は身体のケア、疲労回復、頭痛予防を目的に通院中。
患者様の声
Q1:当院を知る前に、どんなことで悩んでいましたか?
元々頭痛もちであることに加え、仕事で毎日10時間以上パソコンを見るデスクワークで目を酷使する状況で頻繁に頭痛に襲われていました。薬は身体によくないと分かっていながらも、頭痛の度に飲むような状態でした。
Q2:何がきっかけで当院を知りましたか?
ホームページです。
Q3:当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
他の整体院を検討していた為、すぐに来院しませんでした。
Q4:何が決め手となって来院しましたか?
モアレ写真を使って身体の状態を把握したうえで施術する方針である点です。
Q5:実際に利用された、率直な感想をお聞かせください。
頭痛薬を飲むことはほとんどなくなり、こちらにお世話になって本当に良かったと思います。頭痛の症状だけでなく姿勢やボディバランスも良くなったりとうれしい改善効果が表れており感謝しております。