真夏と真冬、喘息にとって本当に怖いのはどっち?
こんにちは、にいのみ整体院のジュンです。
今日は「喘息(ぜんそく)」についてガッツリ語らせてもらいます。
特にこのブログでは、 「真夏と真冬、どっちが喘息のリスクが高いのか?」をテーマに、その原因や対策、そしてにいのみ整体院ならではのサポート法もご紹介します。
…ですが、今は真夏!なので、今回は夏のリスクをメインに深掘りしつつ、冬のリスクにも少し触れて、全体像をつかんでもらえるような内容にしていきます。
そもそも喘息ってどんな病気?
喘息とは、気道(空気の通り道)が慢性的に炎症を起こし、さまざまな刺激に敏感に反応して、呼吸が苦しくなったり、ヒューヒュー・ゼーゼーと音がしたりする状態のことです。
子どもに多い印象があるかもしれませんが、大人の喘息も増えています。
喘息発作はある日突然、何の前触れもなくやってくることもあります。
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息が苦しい
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胸が締めつけられる
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夜中や朝方に咳き込む
こんな症状がある方は、季節を問わず注意が必要です。
真夏の喘息リスクが高い理由【今ここが問題!】
さて、本題です。
暑いのに喘息?
「えっ?喘息って冬の寒い時期に出やすいんじゃないの?」
と思っていませんか?
確かに、冬の乾燥した冷気は気道を刺激しやすく、発作のきっかけになることがあります。
でも、実は夏にも油断できない重大なリスクが潜んでいます。
ここからは、夏特有の喘息リスクを6つに分けてご紹介していきます。
夏の喘息リスク その①「冷房による冷気刺激」
現代の夏には欠かせない冷房。ありがたい存在ではあるのですが、
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エアコンの冷たい風が直接当たる
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室内と屋外の温度差が大きすぎる
このような環境は、自律神経の乱れと気道の刺激を招きます。
実際、「冷房の効いたスーパーに長時間いたら咳が止まらなくなった」という人も珍しくありません。
また、長時間エアコンの風を浴び続けると、喉が乾燥しやすくなり、喘息の発作を引き起こす要因になります。
夏の喘息リスク その②「高湿度によるカビ・ダニの繁殖」
夏は高温多湿。まさにカビとダニにとっての楽園です。
ダニの死骸や糞、カビの胞子は、アレルゲン(アレルギーの原因物質)として強力です。
「朝起きると咳が出る」「寝ると咳が止まらない」
こういった症状は、寝具に潜んだダニやカビが原因のことも。
【にいのみ的対策】
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寝具はこまめに天日干し or 布団乾燥機。(布団を干して「太陽の香り!」て言われますがアレはダニの死骸やフンのにおいです)
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除湿器やエアコンの除湿機能を活用
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部屋の換気は1日2回以上
夏の喘息リスク その③「大気汚染・PM2.5・黄砂」
夏は大気が不安定なことが多く、光化学スモッグやPM2.5、黄砂の影響を受けやすいです。
特に晴れた日の午後などは、これらの粒子が舞い上がって気道を刺激します。
さらに、排気ガスと高温が組み合わさると、さらに悪環境に。
高機能な空気清浄機の使用が有効です。
夏の喘息リスク その④「冷たい飲み物と胃腸の冷え」
ついついやってしまいがちなのが、キンキンに冷えた飲み物をがぶ飲み。
これ、胃腸を冷やして免疫力を下げる原因になります。
実は、胃腸と呼吸器は密接につながっていて、
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腸の免疫バランスが崩れると、
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気管支の粘膜にも影響が出やすいんです。
【ジュンのアドバイス】
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常温の飲み物か、冷たくても一口ずつ
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夏こそ温かいお茶や味噌汁を(頑張れ!)
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アイスは「お楽しみ」としてほどほどに
夏の喘息リスク その⑤「精神的ストレスと睡眠不足」
夏は夜も寝苦しく、熟睡しにくいですよね。
それに、暑さでイライラしたり、外出がおっくうになったり。
こうしたストレスと睡眠不足は、自律神経を乱し、喘息を悪化させる大きな要因になります。
副交感神経(リラックスモード)が働かないと、気道がリラックスできず、
「気道がギュッと締めつけられる」 → 呼吸がしづらくなる → 発作が起きやすくなる
ただし、リラックスして副交感神経が優位になると免疫が強くなり、アレルギー症状が強く出る一面もあって、悩ましいところ…
夏の喘息リスク その⑥「汗と皮膚トラブル」
喘息と皮膚、一見関係なさそうですが、実はアトピーなどの皮膚トラブルと喘息には深い関係があります。
これは「アトピー性皮膚炎→喘息へ移行」するアレルギーマーチと呼ばれる現象。
汗によってかゆみが出て、夜眠れない→自律神経が乱れる→気道が過敏になる……
皮膚をケアすることが、実は喘息の予防にもつながるんです。
【にいのみの施術ポイント】
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背中を優しく緩め、気道のゆがみと呼吸を整える
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骨盤の調整で自律神経を安定化
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首〜胸郭の可動域UPで深い呼吸をサポート
真冬の喘息リスク(軽く触れます)
冬のリスクももちろん存在します。
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冷気が直接気道を刺激
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空気が乾燥して粘膜がダメージ
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風邪やインフルエンザとの合併
特に朝晩の冷え込みは大敵です。
でも今は夏。なので詳細はまた冬に!
にいのみ整体院ができること
喘息は単なる「呼吸の問題」ではなく、自律神経、筋肉、姿勢、腸、皮膚、ストレスと、すべてが関係する「全身の不調」なんです。
にいのみ整体院では、
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呼吸しやすい姿勢の調整
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自律神経を整える背骨アプローチ
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肋骨・胸郭の柔軟性を上げる運動療法
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腸の動きを促す内臓整体
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ママの不安をやわらげるカウンセリング的な時間
など、総合的なアプローチで、薬に頼らない喘息ケアを目指しています。
最後に:真夏の喘息は「静かなる敵」
夏は見た目が元気そうでも、体の中で静かに進行している喘息リスクがいっぱい。
冷房・湿気・寝不足・アレルゲン…全部がリンクして、ある日突然「ゼーゼー、ヒューヒュー」が始まる。
だからこそ、先手必勝!予防が命!なんです。
子どもも大人も、毎日を元気に過ごすために。
気になる症状があったら、早めに相談してください。
ただし、喘息は重症化すると命に関わる病気です。
医療機関で的確な診断と治療を受け、薬を使わないアプローチとして整体も選択肢のひとつに加えてみてくださいね。
にいのみ整体院 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-389 第17松ビル3階 TEL:048-783-4845