喘息を整体で良くできるのか

こんにちは、にいのみ整体院の新野見です。 今回は、「喘息（ぜんそく）」について、医療的な視点も交えながら、整体でどうケアできるのかをやさしくお話していきます!

まず大前提として、医療機関で医師から正確な診断を受け、治療を受ける事が大切です。

ただ、「病院が苦手だ」「いつか薬から卒業できるなら試してみたい」とお考えの方だけ読み進めてください。

喘息は、子どもだけの病気と思っていませんか？ 実は、大人になってから発症する「成人型喘息」も増えてきています。咳が止まらない、夜中や明け方に苦しくなる、胸がヒューヒュー鳴る……そんなつらさを抱えている方、実は結構多いんです。

■喘息の症状とは？

喘息の主な症状は次の通りです：

• 繰り返す咳（特に夜間や早朝）

• 息苦しさや胸の圧迫感

• 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった呼吸音（喘鳴）

• 深呼吸しようとしても空気が入ってこない

これらの症状は、気道（空気の通り道）が炎症を起こして敏感になり、わずかな刺激でも狭くなってしまうことで起こります。

特に、気温差、タバコの煙、ハウスダスト、花粉、メンタルのストレスなど、ほんの少しのきっかけで発作が起きるのが喘息の発作です。

患っている方からすると、本当に辛く恐ろしい症状です。

■喘息の原因とは？

喘息の根本的な原因は、医学的には「気道の慢性炎症」と言われています。

気道の内側にある粘膜が慢性的に炎症を起こし、過敏な状態になると、少しの刺激でも気管支が収縮して呼吸がしづらくなります。

また、以下のような体質や環境要因も関係します：

• アレルギー体質（アトピー性皮膚炎や花粉症がある方）

• 自律神経のバランスが乱れている

• 精神的なストレス

• 猫背などの不良姿勢

つまり、気道だけではなく、身体全体の状態や環境が影響しているということです。

■病院での一般的な治療法

喘息の標準的な治療では、以下のような薬物療法が中心になります：

• ステロイド吸入薬（炎症を抑える）

• 気管支拡張薬（気道を広げる）

• 抗アレルギー薬（アレルゲンに反応しにくくする）

これらのお薬は、症状をコントロールする上で非常に有効です。実際、多くの方が薬で発作を抑えながら生活を送っています。

ただし、薬はあくまで「症状を抑える」ためのものであって、「原因を根本から取り除く」ものでは無いので使い続けなければなりません。

また、長期的に使用することで薬が効きが悪くなったり、副作用を心配される方も少なくありません。

■にいのみ整体院でのアプローチ：喘息に整体？と思われる方へ

「整体で喘息が良くなるなんて本当？」と、驚かれる方もいらっしゃいます。

でも、にいのみ整体院で実際に通われている方の中には、「夜中の咳が減った」「薬の回数が減った」「呼吸が楽になった」といったお声をいただくことが増えています。

なぜ整体で喘息が和らぐのか？ それには、いくつかの重要な理由があります。

■その1：肋骨と横隔膜の動きを改善する

呼吸をするときに働く筋肉――特に「横隔膜（おうかくまく）」や「肋間筋（ろっかんきん）」が、猫背やストレスでこわばると、胸郭の動きが悪くなり広がらなくなります。

整体では、肋骨まわりを緩めて、横隔膜の上下運動をスムーズに導きます。

これにより、呼吸のたびに肺がしっかり膨らみ、「浅い呼吸」から「深い呼吸」へと変化していきます。

深い呼吸は、自律神経を整え、免疫にも良い影響を与えると考えられています。

■その2：自律神経のバランスを整える

喘息発作は、自律神経のうち「副交感神経」が過剰に働くことで起きやすくなります。 また、慢性的なストレスや不安は「交感神経優位」になり、身体全体が緊張状態に。

にいのみ整体院では、ゆらしや軽いタッチを使った施術で、副交感神経を優位にし、深くリラックスできる状態に導きます。

結果として、呼吸が自然にゆるみ、「吸う息」ではなく「吐く息」が深くなっていきます。 この「吐く力」は、喘息にとってとても大切な要素なのです。

■その3：神経伝達を整えてホルモンの分泌を正常化する

にいのみ整体院の「ゆらす」施術は骨盤から背骨に優しい刺激を入力して、徐々に周辺の筋肉や関節の動きを滑らかにし、神経の伝達を促進すると期待されます。

その結果滞っていたホルモン分泌が、正常化されアレルギーが沈静化していくと考えます。

またホルモンには炎症を抑える効果のあるものも含まれ、炎症自体が起こりづらく抑えやすい状態になると考えています。

■その4：姿勢と筋膜のゆがみを整える

呼吸は、実は「姿勢」と深く関わっています。

背中が丸まり、胸が縮こまった姿勢が続くと、肺や気道が圧迫されて、呼吸が浅くなってしまいます。

にいのみ整体院では、骨盤・背骨・肋骨をゆるやかに整えることで、呼吸が自然に深まるようサポートします。

また、筋膜（きんまく）という全身を包む薄い膜のねじれを整えることで、呼吸筋の動きもスムーズに。

■まとめ：喘息は「体からのSOSサイン」かもしれません

喘息はただの「気道の問題」ではなく、全身のバランスや心の緊張が関わっている症状です。

にいのみ整体院では、薬に頼るだけでなく、 「本来の呼吸を取り戻すこと」 「自律神経をやさしく整えること」 「姿勢や心の状態を見直すこと」

この3つの観点から、根本改善のお手伝いをさせていただいています。

もしあなたやご家族が、 「喘息とうまくつき合っていきたい」 「ラクに過ごしたい」 そう願っているなら、一度ご相談ください。

一緒に、“呼吸がしやすい毎日”を取り戻していきましょう。

📍 にいのみ整体院
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