アレルギーの原因は骨格にもある
アレルギーの治療というと何を思い浮かべますか?
病院では飲み薬や塗り薬などが真っ先に思い浮かぶでしょう。
また食事療法や栄養療法、馬油や自然由来のオイル、体操やヨガ、鍼灸やマッサージなど沢山あり効果があった方や思うような効果がなかった方もおられるでしょう。
当院にもアトピー性皮膚炎、気管支喘息を患い少しでも改善することを願って患者様が来院されます。
なぜ骨格の歪みを改善する当院にアレルギーの方が来られるのでしょうか?実は骨格の歪みとアレルギーには密接な関係があるのです。
骨格の歪み方に共通した規則性
アレルギーの方には右側の骨盤が押し上がり、右肩が下がるという共通した骨格形態があり、ほぼ95%以上がこの歪み方に合致します。
これは当院が行う施術法「川井筋系帯療法」の35年以上蓄積されたデータからも明らかになっており、現在来院中の患者様にも共通しています。
ではなぜ「この右骨盤上がり、右肩下がり」を整えるとアトピー性皮膚炎、気管支喘息といったアレルギー症状が改善するのでしょうか?
停滞していた副腎の働きが回復していく
脊柱(脊髄)からは全身に神経が延び様々な臓器や器官に信号を送っています。
この神経の行先を「支配領域」と呼びアレルギーに深い関係がある副腎(副腎皮質ホルモンを分泌)にも信号を送っています。
しかし右骨盤上がり、右肩下がりの歪みは脊柱を大きく湾曲し特に副腎に信号を送る胸椎5番から腰椎3番の脊椎間から出る神経を圧迫し周囲の筋肉を緊張させます。
この歪みを整え神経圧迫、筋緊張を減少することで停滞していた副腎の働きを回復させていくのです。
骨格の歪みは大きな原因。しかしそれだけで改善は難しい
骨格形態を改善することはアレルギーの改善に大いに役立ちます。
事実当院はもとより「川井筋系帯療法」の長い施術の実績から多くの患者様がアトピー性皮膚炎、気管支喘息を改善、克服しています。
しかしあくまで大きな原因の一つであり他にも改善すべき習慣は存在します。
その1 不規則な日常生活
多忙な職場環境や深夜にパソコンやスマホに夢中になり、睡眠不足で自律神経の働きを不調にしてしまう方が多くおられます。
仕事の場合は致し方ないのですが、深夜のパソコン、スマホなどは若い世代に多くみられ充分改善できる点です。
その2 偏った食生活
一人暮らしで外食が多い。またジャンクフードや極端な野菜嫌い、などの偏食です。当院ではアナフィラキシーなどが無くある程度バランスが取れていれば食事制限などは勧めません。
しかし偏食は改善すべき悪習慣です。
その3 アトピー性皮膚炎、喘息などアレルギーに対する知識
テレビや雑誌などで「〇〇オイルでアトピーが治った!」「〇〇草を飲んだら喘息がピタリと止んだ!」などセンセーショナルに煽る記事や番組を見て飛びつく方がおられます。
もちろん有益な情報もありますが大抵の場合は商業的でそのブームが終われば新たな情報、商材が流行するのです。
病院で出される薬剤を盲目的に使い続けることも決して症状の改善に結びつきません。
薬はあくまで「必要な時、適量を使って」こそ効力を発揮します。正しい知識、情報を選択できる目を身につけて行きましょう 。
その4 アトピー性皮膚炎、気管支喘息に対する認識、心構え
アトピー性皮膚炎、気管支喘息を改善する事は簡単なことではありません。
だからと言って改善していく過程は客観的に受け止め「良い部分は良い」「改善するべき部分はさらに改善する」と素直に考えることが大事でしょう。
あまり目先の変化や情報に流されると必要以上のストレスを生み症状を悪化させる原因になってしまいます。
そういった事が無い様、当院ではアレルギーに対する考え方を充分話し合い、理解していただいています。
アトピー性皮膚炎や気管支喘息を患っている方の多くは長年悩み、辛い思いをされている場合がほとんどです。
そんな方々により良い治療、施術に出会えることを願ってやみません。