大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

関節は“潤ってこそ”動く。関節液による鎮痛と、そのためのやさしい手技とは?

膝6.4

こんにちは。にいのみ整体院の新野見です。

関節の痛みや動きの悪さを感じている方に、こんな施術をしたことはありませんか?

「なんだか、終わった後にヌルッと関節が軽くなる感じがする」
「動かしても痛くない。なんで?」

そう、これは単なるマッサージではありません。
“関節液”という身体の知恵を活かす施術によって、自然な鎮痛が起きているのです。

今回は筋肉、神経、膜、の他の関節部での鎮痛に関係する「関節包」「関節液」について

解説します

■関節液ってなに?どんな役割?

私たちの関節は、「関節包(かんせつほう)」という袋状の組織に包まれ、その中には「滑液(かつえき)」と呼ばれる関節液が満たされています。
この滑液の役割は主に3つあり

  1. 潤滑作用:関節の動きをなめらかにする

  2. 栄養供給:軟骨に酸素や栄養素を届ける

  3. 衝撃吸収:関節への圧力を分散する

この“天然の潤滑油”である滑液は、関節がしっかり動くことで関節包の内側(滑膜)から分泌される仕組みになっています。

つまり、動かすことで分泌される=使わないと減るというのが関節液の性質です。

■“関節を動かすことで痛みが和らぐ”理由

「動かすと痛いのに、動かした後の方がラクになる」
そんな経験、ありませんか?

これは関節の軽い動きによって関節液が分泌・循環し、痛みをやわらげているからです。
実際、関節液にはヒアルロン酸やプロテオグリカンなど、炎症を抑える成分も含まれています。

炎症を抑えるので、痛みが減少するんですね。

関節を優しく動かすことで、関節の中にたまっていた“いらなくなった成分”――たとえば細胞のカスや老廃物が流れやすくなります。
その結果、関節の内側にある「滑膜(かつまく)」という膜のストレス(炎症反応)も落ち着きやすくなるんです。

この現象は、「滑膜性疼痛(かつまくせいとうつう)」を改善するための自然なシステムと言ます。

■関節液がうまく分泌されない理由とは?

では、なぜ現代人の関節は“潤わない”のでしょうか。

 

  • 年齢とともに、関節の中の働きがゆっくりになること
     →年を重ねると、関節の内側にある“潤滑液を出す膜”の元気が少しずつ減っていきます。

  • まわりの筋肉やじん帯が硬くなって、動きにくくなること
     →身体をあまり動かさなかったり、ずっと同じ姿勢が続くと、関節のまわりが固まりやすくなります。

  • 安静にしすぎて、関節をあまり使わないこと
     →「痛いから」と動かさずにいると、関節の中も“働きたがらなく”なってしまいます。

  • ストレスや疲れがたまって、身体が緊張しっぱなしになっていること
     →自律神経のバランスが崩れて、関節の中の反応までぎゅっと固まりやすくなるんです。

 

特に多いのが「動かさなさすぎによる機能低下」です。
関節は“使えば使うほど潤う”構造なのに、痛みを怖がってじっとしてしまうことで、滑液の分泌が減り、ますます動きが悪くなる…という悪循環が生まれます。

■当院でのアプローチ:「関節液の分泌を促す施術」

にいのみ整体院では、単に「凝っているからほぐす」のではなく、関節の動きと滑液の循環に着目したアプローチを行っています。

とくに大切にしているのが、関節包を無理なく伸ばし、関節腔(関節の隙間)にゆとりを与えるという考え方。

こんな施術を行います

  1. 関節周囲の緊張をソフトにリリース
     →関節に余計な圧がかからないように整える

  2. 関節包に微細な牽引・回旋の刺激を与える
     →滑膜を刺激し、滑液の分泌を促す

  3. 軽い圧で関節内圧を調整し、可動域を広げる
     →動作時の痛みが緩和される

施術として優しくひねったり、関節に優しい圧を加えジワ~っと関節包から関節液がでてくるような感じです。

 

■実際の患者さまの声

「五十肩で腕が上がらなかったのに、帰る頃にはスーッと上がるように」
「ひざの内側の痛みが、ふしぎと軽くなっていた」
「グリグリされたわけでもないのに、関節が潤った感じがして不思議でした」

こうした反応は、関節液が正しく分泌され、動きの中で再分布された結果です。

■まとめ:関節液は「痛みを和らげる自前のおくすり」

関節の痛みは、薬や注射だけでなく、自分の身体が持つ“滑液”というしくみを活かすことで、自然に改善される可能性があるということを、ぜひ知ってほしいと思います。

  • 怖がらずに関節を動かすこと

  • 無理なく刺激を与え、滑液を分泌させる手技を受けること

が非常に重要です。

■にいのみ整体院では…

当院では、

  • 四十肩・五十肩

  • ひざ関節症(変形性関節症含む)

  • 股関節のつまり感

  • 手首・足首の関節拘縮
    など、関節にまつわるお悩みに対して、関節液の流動性と滑膜の健康を取り戻す施術を行っています。

【ご予約・お問合せ】

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 土曜午後16:30まで、日曜午前のみ・月曜定休

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