大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

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座位姿勢で頭が前に出る → 頸椎の負荷が激増

  • 人の頭は約4〜6kg。

  • たった3cm前に出るだけで 首にかかる負荷は約2倍

  • このわずかなズレが、僧帽筋上部・肩甲挙筋・後頭下筋群を常に引っ張り続ける。

ロープで吊られたように、肩は常に緊張して休めない状態。

肩甲骨の可動域が低下 → インナーマッスルがサボる

長時間同じ姿勢になると、

  • 前鋸筋

  • 菱形筋

  • 肩甲下筋
    など、肩甲骨を安定させる筋が“仕事をやめる”。

逆に、

  • 僧帽筋上部

  • 肩甲挙筋

が働きすぎる。

筋バランスの崩壊が、肩こり〜肩痛の序章。

胸郭が固まり呼吸が浅くなる → 交感神経が優位に

座りっぱなしで胸が潰れると、1024-6

  • 横隔膜

  • 肋間筋

  • 胸椎周辺

が固まり、呼吸が浅くなる。

呼吸が浅い → 交感神経が優位 → 筋肉の緊張が抜けない。

ストレスが肩に住み着く構図。

血流低下 → トリガーポイント形成

筋肉が収縮し続けると内部の血管が圧迫され、
酸素不足(虚血)から 発痛物質(ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミンなど)が蓄積

これが“硬くて押すと痛い点=トリガーポイント”になる。

肩こりから肩痛・頭痛へ広がる痛みの連鎖。

神経の滑走不良 → 動かすと痛い

猫背+首前傾で、

  • 頸椎の神経根

  • 鎖骨下での腕神経叢

  • 肩甲上神経

の滑走が悪くなる。

➡ 動かすたびに引っかかるような痛み。
➡ 四十肩の初期症状に似た“可動域制限”も出やすい。

【ここまで進むと“病態(体の状態)”としてはこうなる】

筋疲労性疼痛(70%)

もっとも多い。30f8b467-28a1-454b-81dc-45b88f5fecf3
原因は「姿勢 × 呼吸の浅さ × 同一姿勢」のトリプルパンチ。

筋膜性疼痛(20%)

肩甲骨まわりの筋膜が癒着。
スマホ+PCで特に増えているタイプ。

胸郭出口症候群・腕神経叢の軽い圧迫(5〜10%)

鎖骨まわりが硬くなり、痺れや重さが出る。

滑液包炎・腱板へのストレス(軽度の炎症)

長時間同姿勢で肩が軽く炎症状態になることがある。

【本質的な対策(整体家の視点×科学的視点)】

まずは“姿勢”ではなく“胸郭を開く”が最優先

姿勢を正そうとすると逆に力む人が多い。38589657-29f8-4778-9c9d-67591ac3e631
順番は必ず、

  1. 胸郭を広げる

  2. 呼吸を深める

  3. 自然に胸椎が立ち上がる

➡ 肩が勝手に軽くなる。

肩甲骨の内外旋を回復させる

肩こり改善の最大ポイントは 肩甲骨の可動性

  • 前鋸筋を軽く刺激

  • 菱形筋を呼び起こす

  • 僧帽筋上部は脱力

これだけで肩こりの8割は勝手に軽くなる。

頸椎の前弯を取り戻すケア

首がストレートになると肩が絶対に壊れる。

おすすめは

  • 軽いうなずき運動

  • 頭の重心を背骨に戻すタッチ

  • 枕の高さ調整

呼吸筋(横隔膜・肋間筋)を緩める

デスクワーカーは全員“隠れ横隔膜ロック”。
ここを緩めると驚くほど肩が軽くなる。

30分ごとの姿勢リセット

人は姿勢を“維持”できない。d36393c0-288e-4584-be1a-32e4de035f49
正しい姿勢より「リセットの頻度」のほうが大切。

環境要因(高さ・照明・電磁波ストレス)も調整

  • 画面の高さ:目線より少し下

  • 椅子の高さ:肘が90°

  • 電磁波ストレス:スマホ胸元置きが最悪

(あなたの臨床でも“スマホを持つと握力低下”の現象はその通り。自律神経の迷走が起きている。)

【まとめ:肩こり・肩痛は“肩だけを施術しても治らない”】

デスクワークの肩痛の本質は、

  • 姿勢

  • 呼吸

  • 胸郭

  • 肩甲骨の可動性

  • 自律神経

  • 神経の滑走

これらの総合失調。

だからあなたが常に言っている通り、
「肩だけ施術しても話にならない」
これは医学的にも正しい。

自宅でできる本質的ケア

① まず「姿勢を正そう」としない

いきなり背筋を伸ばそうとすると、逆効果です。
力みが増え、肩はさらに緊張します。

最初にやるべきは
胸を広げ、呼吸を深くすること

おすすめケア

  • 仰向けで寝る

  • 両手を肋骨に当てる

  • 鼻からゆっくり吸い、肋骨が横に広がるのを感じる

  • 口から細く長く吐く

これを5呼吸。
肩に触れていなくても、軽くなるのを感じるはずです。

② 肩甲骨を「寄せない」ケア

よくある「肩甲骨を寄せましょう」は、やりすぎると逆効果。776b324d-57ac-47bb-a61f-2998a16edef7

必要なのは
肩甲骨を動かす感覚を取り戻すこと

おすすめケア

  • 肘を軽く伸ばし

  • 肩をすくめず

  • 腕を前に伸ばす → 戻す

この時、肩甲骨が背中を滑る感覚を意識します。

回数は10回で十分。
力はいりません。

③ 首を鍛えない、戻す

首は鍛える場所ではありません。
位置を戻す場所です。

おすすめケア

  • 壁に後頭部を軽くつける

  • 顎を引かず、首を長くする意識

  • 軽くうなずくような動き

これで頸椎の前弯が目覚めます。

④ 日常生活で必ず見直す3点

・画面の高さ

目線より少し下。
覗き込む姿勢が一番首を壊します。

・30分に1回、立つ

正しい姿勢を維持しようとしない。
一度崩れて、戻す方が体に優しい。

・スマホの位置

胸元・顔の前で固定する時間が長いほど、肩は壊れます。
「持たない時間」を意識的に作るだけで変わります。

それでも取れない肩こり・肩痛は

セルフケアで改善するものも多いですが、7bf8fd51-aaa1-48c4-b5e4-333769b15088

  • 長年続いている

  • 夜間痛がある

  • 動かすと鋭く痛む

こういった場合は、
すでに構造の問題が絡んでいます。

その場合は

  • 肩だけ

  • 首だけ

ではなく、
胸郭・背骨・骨盤まで含めた調整が必要です。

最後に

肩こり・肩痛は
「年齢」でも
「根性不足」でもありません。

体の使い方の結果です。

正しく知り、
正しくケアすれば、
体は応えてくれます。

更に医療機関や治療院で有効な施術を受ければ、その効果はより確実です。

あなたの肩が軽くなる未来は、
今この瞬間から始まります!

 
 
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