腰のお悩み 60代 女性
年齢:61歳
61歳女性 農業と家事全般、痛みが出てからは中止しているが、時々水泳、健康体操などをしていた。
2016年1月3日 年賀状を出しに近所のコンビニへ行き、車から降りたところ右腰に痛みを感じる。整形外科で受診、腰椎スベリ症と診断。その後整骨院に行きぎっくり腰、肉離れも起こしていると言われ温熱療法を受ける。
それからは立位で右腰に鈍重感を感じるようになる。また座った姿勢から立ち上がる時に左腰に痛みを感じる。
新潟に居住しており中々来院するまでは迷ったが、症状が良化しないので思い切って来院を決意。
来院時には午前と午後の2回施術を受け体操なども指導。
自宅でもある程度のケアを行い約3週後の2回目の来院時には長時間の立位や立ち上がりの痛みは激減。洗濯物を干すような伸びあがる動作、車からの降車時以外の痛みは無い。
来院時の症状
立位で右腰に痛み鈍重感、日によって症状にばらつきはあるが早いと10分弱で苦しくなり座りたくなる。また洗濯物を干すような伸びあがる動作、姿勢は痛みが強い。
歩行は比較的平気で調子府が良いと1時間近く歩くことが出来る。
身体形態分析結果と施述方針
立位での状況
左骨盤が押し上がり脊柱は左へ湾曲している。腰椎から胸椎へかけて左側へ湾曲するが胸椎では右へ若干戻し左肩が前歩へ捻じれ込んでいる。長年の農作業の影響かまたは側弯症(脊柱が変形、湾曲する病気)か。
右腰の痛みから逃げる「逃避」にも見える。
分析結果
極端な脊柱の湾曲や痛みや鈍重感が左右にそれぞれ有り、複雑な状態であるが運動分析での左股関節の動作の悪さが目立つ。左骨盤の押し上がりは腰椎の間の神経を圧迫し、湾曲する胸椎の右側、右肩甲骨付近の緊張も強い。
施術方針
骨盤の傾きを整え、左股関節の動きを良くしていく。同時に膝関節を整える施術も行う。脊柱の湾曲は全体を緩め筋肉の弛緩を優先する。
また遠方で来院がなかなか困難なため自宅でケアできる「骨盤ゆらゆら体操」を習得してもらう。
施述による改善
初回施術後、(遠方の為午前と午後2回)を受け立位での腰の鈍重が激減し痛みも感じない。
帰宅後も「骨盤ゆらゆら体操」は行い、日常の痛みや鈍重感は殆ど感じない。ただし伸びあがる様な姿勢、降車動作時にはまだ痛みが出る事が有る。
自宅でのケアと数か月に一度の施術となるが来院前とは症状が大きく改善している。
患者様の声
Q1:当院を知る前に、どんなことで悩んでいましたか?
背骨が曲がって腰も痛く力がはいらない。
Q2:何がきっかけで当院を知りましたか?
数年前に買った川井筋系帯療法の本から知った。
Q3:当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
いいえ。交通費がかかりすぎる。
Q4:何が決め手となって来院しましたか?
本を読んで自分に合いそうな気がした。
Q5:実際に利用された、率直な感想をお聞かせください。
思ったより効果が早く出たと思う。家族からも姿勢が良くなったと言われます。
患者様からのメッセージ(原文ママ)
ソフトな施術で思わぬ効果が出るのに驚きました。身体のゆがみは早くとりたいものだとつくづく思いました。