大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

冬に整体院で多発する症状ランキング1〜5位

― 原因・病態を「体の中で何が起きているか」で解説 ―

はじめに|冬の体は「縮こまり、巡らず、誤作動する」

1213冬は単なる寒い季節じゃない。
体にとっては、

  • 冷えによる収縮

  • 血流低下

  • 自律神経の緊張優位

  • 運動量の激減

が同時に起こる、不調の量産期だ。

整体院に来る症状は違って見えても、
根っこはほぼ同じ。

「動かない・冷える・巡らない」

この前提を頭に置いたまま、1位から見ていこう!

第1位:腰痛(ぎっくり腰を含む)

● なぜ冬に腰痛が爆増するのか?歪み

腰は「体の要(かなめ)」であり、
冷えと負担の影響を最も受けやすい場所

冬の腰で起きていることは、シンプルに言うと

  • 筋肉・筋膜が冷えて縮む

  • 血流が落ちて回復しない

  • 動かないことで柔軟性を失う

これが重なる。

● 病態の正体(ぎっくり腰含む)

ぎっくり腰は
「突然起きた事故」じゃない。

実際は、

  1. 冷えで筋肉が短縮

  2. 関節の遊びが消える

  3. 筋膜が滑らなくなる

  4. ある日、限界を超えた動作で破綻

という積み重ねの結果

特に冬は

  • 朝一番

  • トイレ

  • 靴下を履く

  • 前かがみ

この「一動作目」が危険。

● 対策の方向性(考え方)

冬の腰痛対策は
「強くする」より「緩めて巡らせる」

  • いきなり鍛えない

  • 朝は動く前に温める

  • 腰だけ見ない(股関節・背中・足首)

腰は全身の結果だから。

第2位:肩こり・首こり・肩痛

● 冬の肩は「防御姿勢」になっている7bf8fd51-aaa1-48c4-b5e4-333769b15088

寒いと人は無意識に、

  • 肩をすくめる

  • 首をすぼめる

  • 胸を閉じる

これ、全部防御反応

問題は、
その姿勢が1日中続くこと。

● 病態の正体

冬の肩こりは、単なる筋疲労じゃない。

  • 僧帽筋・肩甲挙筋の持続収縮

  • 肋骨が動かず呼吸が浅くなる

  • 首〜肩の血流が滞る

  • 神経が過敏化する

結果、

  • 重だるさ

  • 頭痛

  • 目の奥の痛み

  • 吐き気

まで波及する。

● 対策の方向性

肩こり=肩を揉む
これは冬には逆効果なことも多い。

大事なのは

  • 呼吸を取り戻す

  • 胸郭(肋骨)を動かす

  • 肩甲骨を「下げて」使える体に戻す

肩は、呼吸の影響を強く受ける

第3位:膝痛(変形性膝関節症・違和感)

● 冬の膝は「潤滑不良」dfdb0046-be00-4269-9fc2-918e478e2fd7

膝は構造上、

  • 血流が少ない

  • 冷えやすい

  • 動かさないと固まる

という弱点を持つ。

冬になると、

  • 関節内の循環が落ちる

  • 滑液の流れが悪くなる

  • 筋肉が硬くなり衝撃を逃せない

これで痛みが出る。

● 病態の正体

「軟骨がすり減ってるから痛い」

これは半分正解、半分間違い。

実際には

  • 太もも・お尻の筋出力低下

  • 膝がねじれたまま使われる

  • 関節に偏った圧がかかる

これが冬に悪化する。

● 対策の方向性

膝だけを温めても足りない。

  • 股関節

  • 足首

  • 骨盤

上下の関節を一緒に動かすことが重要。

膝は「被害者」であることが多い。

第4位:自律神経の乱れ(不定愁訴)

● 冬は「交感神経優位」になりやすいa865d10f-fa25-4dd5-9ca5-84f5af851d3f

寒さは体にとってストレス。

  • 交感神経が優位

  • 血管が収縮

  • 内臓の動きが落ちる

これが慢性化すると、

  • 眠れない

  • 疲れが抜けない

  • 不安感

  • 胃腸トラブル

と、原因不明の不調になる。

● 病態の正体

自律神経の乱れは
神経の問題というより、環境と体のミスマッチ

  • 呼吸が浅い

  • 背骨が硬い

  • 内臓が下がる

  • 頭が休まらない

これが連鎖している。

第5位:手首・肘・前腕の痛み(腱鞘炎系)

● 冬は「末端」が最初にやられる手首CG

冷えは体の中心を守るため、
末端から切り捨てる

結果、

  • 指先が冷える

  • 前腕の血流が落ちる

  • 筋肉が硬くなる

ここに、

  • スマホ

  • PC

  • 家事

が加わると、アウト。

● 病態の正体

腱鞘炎は
「使いすぎ」だけじゃない。

  • 滑走不良

  • 血流不足

  • 神経の過敏

この3点セット。

前腕の緊張は、
肩・首・背中に必ず波及する。

前編まとめ

冬の症状はバラバラに見えて、

  • 冷え

  • 血流低下

  • 動かない

  • 呼吸が浅い

この共通因子でつながっている。

症状を見る前に、季節を見る。
これが冬の整体の基本。

次の【後編】では

  • 各症状ごとの具体的な対策

  • 自宅でできるセルフケア

  • 冬に「やってはいけない習慣」

  • 整体の立ち位置と限界

 

 

冬に整体院で多発する症状ランキング1〜5位

― 具体的な対策・セルフケア・やってはいけない習慣 ―9340b257-2aaa-416b-b3e8-e341472cf695

はじめに|冬の体は「治す」より「壊さない」が勝ち

冬は、
頑張るほど壊れやすい季節。

  • 無理なストレッチ

  • 急な筋トレ

  • 気合いで乗り切る生活

これは冬の体には逆効果になることが多い。

第1位:腰痛(ぎっくり腰含む)対策

● 冬の腰痛対策の核心

キーワードは
「動く前に温める」
「腰だけを見ない」

これに尽きる。

● 日常でやるべきこと

  • 朝起きてすぐ動かない

  • トイレ前に軽く腰・お腹を温める

  • 靴下・ズボンは座って履く

  • 立ち上がる前に一度深呼吸

たったこれだけで、
ぎっくり腰の確率は大きく下がる。

● 自宅セルフケア(簡単)

  • お風呂で腰を温める(15分)

  • 太もも前・お尻を軽くさする

  • 仰向けで膝を立て、左右にゆらす

伸ばさない。ほぐしすぎない。

冬は「揺らす」「温める」が正解。

● やってはいけないこと

  • 朝イチの前屈ストレッチストレッチ

  • 冷えた状態での筋トレ

  • 腰だけを揉み続ける

腰は結果であって、原因ではない。

第2位:肩こり・首こり・肩痛 対策

● 冬の肩こりは「呼吸の問題」

肩をどうこうする前に、
呼吸を取り戻すこと。

これが抜けると、何をしても戻る。

● 日常で意識すること

  • 肩をすくめたまま作業しない

  • 1時間に1回、肩をストンと落とす

  • 首を回さず、胸を開く意識

ポイントは
「肩を動かす」より
「肩が下がる環境を作る」

● 自宅セルフケア

  • 両手を肋骨に当てて深呼吸(5回)

  • 背中を丸めてから、ゆっくり伸ばす

  • 肩甲骨を寄せず、下げるイメージ

ガンガン回す必要はない。

● やってはいけないこと

  • 強く揉み続ける

  • 首をゴリゴリ鳴らす

  • 湿布だけで誤魔化す

冬の肩は防御中
攻撃すると余計に固まる。

第3位:膝痛 対策

● 膝は「守る」より「使い方を変える」変形性膝関節症

冬の膝痛は
老化でも、軟骨の問題でもないことが多い。

使い方の偏りが原因。

● 日常でやるべきこと

  • 椅子から立つとき、前傾を使う

  • 階段は膝だけで上がらない

  • 足先を冷やさない

膝は
「太もも・お尻の力」を借りると楽になる。

● 自宅セルフケア

  • 椅子に座って膝を伸ばす(軽く)

  • 太ももをさすって温める

  • 足首を回して血流を上げる

鍛える前に、
動かせる状態に戻す

● やってはいけないこと

  • 痛いのにスクワット

  • 膝だけのサポーター依存

  • 冷えたままの外出

第4位:自律神経の乱れ 対策

● 冬の自律神経対策は「リズム」56162e1e-4aa7-4793-89d6-93c97a11acd9

サプリでも、根性でもない。

生活のリズム調整が最優先。

● 日常で意識すること

  • 起床時間を固定

  • 朝日を浴びる

  • 寝る前スマホを減らす

  • 湯船に浸かる

これだけで
自律神経は驚くほど落ち着く。

● 自宅セルフケア

  • 仰向けで腹式呼吸(3分)

  • 首の後ろを温める

  • 足裏を床につけて深呼吸

「リラックスしよう」としなくていい。
環境を整えるだけで勝手に整う。

● やってはいけないこと

  • 不調を全部メンタルのせいにする

  • 無理にポジティブになる

  • 眠れない夜に焦る

冬は、調子を落として当たり前。

第5位:手首・肘・前腕の痛み 対策

● 実はここが「全身不調の入口」

前腕が硬い人ほど、
肩も首も腰も治りにくい。

● 日常でやるべきこと

  • スマホを握り続けない

  • 手首を冷やさない

  • マウス操作を力まない

「力を抜く」だけで、体は変わる。

● 自宅セルフケア

  • 前腕をさする(指先→肘)

  • 手を温めてグーパー

  • 肘を伸ばしたまま深呼吸

マッサージより循環

● やってはいけないこと

  • 痛いところをピンポイントで攻める

  • 湿布だけで終わらせる

  • 手首だけを原因にする

手は、体の末端であり、
体の状態を映す鏡

後編まとめ|冬の体との付き合い方

1024-9冬の不調は、

  • 年齢のせいでも

  • 気合い不足でも

  • 運動不足だけでもない

季節と体のミスマッチが原因。

だからこそ、

温める
巡らせる
無理をしない

これだけで、
体はちゃんと応えてくれる。

それでも良くならなければ当院へ。

 
 
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