肩・首のトラブル 38歳 女性
性別:女性
年齢:38歳
38歳事務職の女性。9月29日初来院。
2005年頃 デスクワークが原因で首、肩への負担が大きくなり仕事を続けられず離職。
2005年~2015年頃 様々治療や病院で診てもらうが症状の改善はされず。
2015年2月~7月 右大腿に悪性腫瘍が見つかり手術。
2015年9月19日夜10時頃 突然の原因不明の頚部圧迫により呼吸困難になり救急搬送。応急処置、採血、MRI検査受けるも異常は発見されず。
現在も頚部を中心とした上半身に巻きつくような圧迫感、鈍重感、肩こり。両目に斜視有り。右目の程度強い。
来院時も上半身、頚部に圧迫感を訴え時折、頭痛も発症。モアレ写真撮影で歪みを確認。施術ごとに少しずつ歪み、症状の改善が見られ現在では職場復帰に向けて施術と、並行して運動も行っている。
来院時の症状
主な訴えは頚部を中心とした圧迫感、肩こり。
可動も制限され上半身を捻る動き、頭部の回頭、後屈など困難。 全身的に筋肉の緊張がみられ訴えのなかった腰にも僅かな刺激に強い痛みを感じる。また椅子に座ると左臀部~大腿後側に痛み、鈍重感。
左臀部に強い圧痛感じる。 睡眠の質も不良で夜中に何度も目覚めてしまう。
身体形態分析結果と施述方針
立位での状況
立位。右骨盤が押し上がり体重は左脚へ荷重している。脊柱は右へなだらかにカーブしているが背部中央あたりで左へ僅かに捻転する(斜視の影響か?)。
肩甲骨間部で左へ捻転した向きを調整するため、再び胸部~急激に右へカーブしており常に緊張している。 複雑な歪みと痛みの為、頚部~頭部周辺にほとんど可動性は無く頭部の前屈(お辞儀)後屈、回旋(振り向き)はほぼ不可。
骨盤に戻すと左臀部が強く緊張し、股関節は内側へ巻き込み足先も内側を向く。
分析結果
まずは骨盤の押し上がり、股関節の変位(巻き込み)による臀部の痛みを引き起こしている。軽い圧診にも強い痛みを訴え梨状筋の緊張による坐骨神経痛・梨状筋症候群を発症している。
背部~頚部、頭部は湾曲と捻転があり触れた程度で激痛を訴える。更に脊柱の歪みが自律神経の働きを悪化させ睡眠の低下の原因となっている。
施術方針
骨盤の傾き、捻転を整え左股関節の巻き込みを改善し臀部の痛み・梨状筋症候群の症状を減少する。
患者の華奢な骨格を考慮すれば、急激に施術を進めると痛みを強める恐れがある為、上半身の緊張・肩こりは複数回を掛け徐々に減少していく。
痛みの減少に伴い患者には軽度の運動、ラジオ体操、ウォ-キングなどを行ってもらい可動性の復旧を進める。
施述による改善
初回の施術では頭部や頚部は触れた程度で激痛を訴えていたが、2回目以降は施術毎に圧痛は減少していく。
背部も同様で座位での臀部痛も減少。 睡眠も向上し寝入り、目覚めも良くなり活動的になる。
徐々にラジオ体操やウォ-キングも行い来院時では到底不可能だった距離の歩行や全身的な可動性も取り戻している。 現在では予定を繰り上げ、年内の職場復帰を目標に施術と運動を行っている。
患者様の声
Q1:当院を知る前に、どんなことで悩んでいましたか?
長年、首、肩のコリが酷く悩んでいました。 (常に首を圧迫されているような感じ)
Q2:何がきっかけで当院を知りましたか?
ホームページを拝見して知りました。 (多くの患者さんからの掲載記事が参考になりました。)
Q3:当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
はい
Q4:何が決め手となって来院しましたか?
HPに掲載されている患者さんの記事を拝見して自分も治療をしてみたいと思いました。
Q5:実際に利用された、率直な感想をお聞かせください。
落ち着いた雰囲気で施術が行われ、非常に心地よく施術後は患部が少し楽になりました。
患者様からのメッセージ(原文ママ)
長年のデスクワークで首や肩のコリが酷くなり、ここ数年は首を圧迫される様な苦しみに悩まされ 止むを得ず離職。 様々な所を受診したが根本的な治療にはならなかった。
そんな時偶然見たHPで治療センターを知り、先日初めて大宮センターを受診した。 落ち着いた雰囲気の中で施術が行われ、「痛くないソフト治療」が非常に心地よく 施術後は患部が少し楽になった。
今後も同センターでの治療を継続し、復職に向けて体質改善を図りたい。