急性の腰のトラブル 44歳 男性
ぎっくり腰・筋筋膜性腰痛、IT系企業に勤める44歳の男性。
仕事柄パソコンに向き合う時間が長い。
中学、高校と卓球部に所属し6年間汗を流す。社会人となりしばらく運動はしていなかったが8年ほど前から再び卓球に復帰し市民大会レベルの試合に出場する。週に4時間ほどの練習を週2回程度行っていた。他に30分程度のウォーキングもしていた。
2008年2月 朝早くから体を動かし人生初のぎっくり腰になる。
2008年7月~2015年1月 20年ぶりに卓球を再開する。この間2~3年に1度の割合で卓球の最中にぎっくり腰を発症する。
2015年2月 卓球中にぎっくり腰
2015年8月 卓球中にぎっくり腰
2015年11月 卓球中にぎっくり腰
2016年2月 卓球中にぎっくり腰
以降、卓球は休み周1回程度ウォーキングを行う。初来院時に日常生活で悩むほどの強い痛みは無いが筋肉の緊張、鈍重感はあった。施術後は腰の硬さが消失し大変喜ばれる。現在症状は毎回減少し早期の卓球復帰に向け来院中である。
来院時の症状
日常生活で悩むほどの腰痛は無いが腰の筋肉が硬く鈍重感があり、ぎっくり腰が起きる恐怖で運動は控えているが長時間のデスクワークで背中全体の緊張が強い。
ぎっくり腰が起きるのは毎回左背部に集中している。
卓球に復帰できないストレスが溜まる。
身体形態分析結果と施述方針
立位での状況
骨盤右側の押し上がりがあるが荷重を左側へかけている為左臀部に部分的に波形が強く出る。
脊柱は右へ湾曲。左半身、特に左肩甲骨を中心に緊張が強く出ている。圧診では左腰部に強い圧痛があった。
患者本人の自覚は無いが下肢大腿、下腿、足首の向きに捻じれがある。
分析結果
骨盤の傾きから来る脊柱の湾曲により左半身の筋肉が緊張しており、卓球で打つ繰りかえしの動作で左半身に更に負担が掛けぎっくり腰を発症したと思われる。
また運動分析で股関節、膝関節、足首の歪な捻じれが発覚し将来的な膝痛、変形の恐れがある。
施術方針
骨盤の押し上がりを軽減し主に左半身を中心に緊張を減少する。同時に股関節、膝関節の角度も調整。
初期では肩、首の緊張もある為首肩の施術も行う。
施述による改善
初回施術後、左背部の緊張、圧痛が激減。施術後「腰が本当に楽になった。卓球のラリーが出来そうです」と大変喜ばれる。
初回後数日には日常の鈍重感、痛み、不安感が来院前の3割程度に軽減した。
2回目、3回目には本人いわく「ぎっくり腰を起こす前の状態に戻ったようだ」と言われたが過信しすぎず完全に回復するまで施術を勧める。
4回を経た現在は卓球に復帰できる様加療中である。
患者様の声
Q1:当院を知る前に、どんなことで悩んでいましたか?
普段から腰に違和感がありスポーツすれば必ずギックリ腰になってしまう身体をなんとかしたかった。
Q2:何がきっかけで当院を知りましたか?
Googleで大宮近辺の整体を調べていて見つけました。
Q3:当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
はい
Q4:何が決め手となって来院しましたか?
モアレ写真で現在の身体のバランスを(どう傾いているか等)が、自分でも理解できること。
Q5:実際に利用された、率直な感想をお聞かせください。
「なんで?」「不思議だ・・・」というのが素直な感想です。
患者様からのメッセージ
数回の施術で普段の腰の違和感がほぼ無くなりました。「ゴキゴキ」ではなく「ユラユラ」の施術だけでここまで身体の状態が良くなるなんて本当に不思議で仕方ありません。
腰と膝、ともにベストな状態になり次第、またスポーツを再開できたらいいなと思います。