腰・脚のトラブル 70代 男性
73歳会社経営の男性。脊柱管狭窄症。
現在は主にデスクワークと車の運転だが、50代までは建築現場に出ており重量物を扱う事が多かった。以前からレントゲンで腰部の椎間板が潰れていると医師から言われていた。
痛みが出るまでは毎週1回ゴルフ練習場で1時間半ほど練習。
2014年9月 突然左大腿部にピリッとする痛みを感じ10月から整形外科へ。しばらく通院するも徐々に症状は悪化していった。脊柱管狭窄症になる可能性を医師から告げられる。
2015年1月 中旬からは整形外科へ毎日通院したが歩けなくなるほどの痛みが日に2~3回感じるようになる。
2015年2月(初来院時) 左腰部から臀部~左大腿後側に痛み、シビレが左足全体に感じる。
来院時の症状
腰椎左側から左臀部、左大腿後側に痛みを感じ痛みの為長距離の歩行は不可。歩行時はやや前掲しバランスが悪く不安定。
椅子での座位は楽だが立位、歩行で痛みが強くなり時折足のシビレもある。くつ下の履き替えにも苦労し、片足で膝を屈めることが出来ない。家での睡眠は途中トイレに行き起きる以外にも痛みで眠りが浅い、眠れない事もある。
身体形態分析結果と施述方針
立位での状況
本来、骨盤の押し上がりは左側にみられるところだが、痛みの為左膝を若干曲げて立っているので右骨盤が押し上がって見える。
腰での模様が乱れ、腰椎の椎間板が潰れ神経の圧迫を起こしている。 背部の筋肉は緊張し前傾(猫背)し肩首の負担をかけている。
分析結果
モアレ写真では腰椎での神経圧迫が予想されるが筋肉の緊張が強すぎる為、圧診による圧痛はほとんど感じられないが、患者本人の訴えや腰椎の状況を総合すると腰椎左側で狭窄が起こっていると思われる。
左仙腸関節にも軽度のズレ、圧痛あり。
施術方針
先ず骨盤の傾きを整え、腰椎付近の筋緊張を軽減する。筋肉の弛緩を優先し、腰部での可動性を広げ、少しずつ狭窄の減少をしていく。
腰部の痛みが強烈なため患者に自覚は無いが、膝の角度の不良、猫背による首肩の緊張もあり、症状の経過をみて順次加えていく。
施述による改善
初回施術後、腰椎から左臀部、左大腿後部の痛みは軽減、動きも軽くなり「少し感じが変わった」。
2回目以降はより首肩、膝の施術も追加。より施術効果が表れ背部の張りの減少を実感。8回目の施術後、日常の痛みが初来院時の3割程度、痛みを感じる頻度も半分以下になったと口にする。
途中、油断し痛みが強くなったこともあったが、現在では天候や忙しさの影響で痛みが出る事もあるが、以前の様な強い痛みは無い。
ケアの為月2~3回来院している。
患者様の声
Q1:当院を知る前に、どんなことで悩んでいましたか?
腰と左足ふとももの後ろが痛く、限界かと整形外科の先生に話していたくらいで手術かなと思って悩んでいました。
Q2:何がきっかけで当院を知りましたか?
紹介で。
Q3:当院を知ってから、すぐに来院しましたか?
はい
Q4:何が決め手となって来院しましたか?
紹介者の人が一緒に連れてきてくれ続けて来るようになり、以前がかなりひどかったので良くなるまでと続けました。
Q5:実際に利用された、率直な感想をお聞かせください。
紹介者の人が5~6回をめどにと言っていたのですが、その回数位にすごく具合が良くなったのですが、その後元に戻った感じになり週2回くらい続け今はかなり良好です。