骨格を歪ませたり腰に負担をかけるスタイルやアイテム
あなたがお気に入りの服やバッグが身体を歪ませてしまう事があるのをご存知ですか?よく言われるのがハイヒールやブーツなどの靴です。 確かにハイヒールのようにカカトが上がり一点に荷重が集中すると歩くたびに地面からの突き上げがあり、腰に負担がかかることは容易に想像できます。またブーツも足首の動きが少なくカカトがガツンと着地するのでハイヒールのように腰に優しくないのが分かります。こういう「靴」の類はどなたでもわかりやすいアイテムなのです。では他にも骨格を歪ませたり、腰に負担をかけるスタイルやアイテムを考えます。
カバン・バッグが骨格を歪ませる
ビジネスマンの仕事に欠かせないカバンも身体を歪ませてしまいます。今どきのビジネスマンはパソコンを持ち歩く方も多く、いくら軽量になっているとはいえカバン自体の重さと他の持ち物を合わせるとかなりの重さになります。いつも同じ側の手で持っている方脊柱が傾いてしまう危険があり要注意です。これからはマメに持つ手を変えてください。
女性のショルダーバッグ
女性の場合は男性に比べ重さはそれほどでは無い事が多いのですが、おしゃれなショルダーバッグも注意が必要です。街で見る女性のほとんどは歩くときにバッグが振られないように肘や手で押さえて歩いています。すると反対側の腕の振りが大きくなり徐々にですが体幹が捻じれてしまうのです。
オフの日の宇ウェストバッグの斜め掛けも歪みの原因
また男性に多いオフの日に見かける、ウェストバッグの斜め掛けも身体の動きを制限します。特にベルトのかかる肩甲骨と胸部を圧迫し自然な捻じれ動作を阻害してしまい女性のショルダーバッグ同様、体幹が捻じれてしまうのです。
タイトで身体を締め付ける服や矯正下着は要注意
身体を締め付けるスキニージーンズや矯正下着は動作を制限し締め付けている部分に圧をかけ負担になります。動作が制限されるということはその付近の関節や筋肉が多くの動作をしなければならず当然負担になります。 腰痛持ちの方、高齢者の方が腰痛ベルトやコルセットをして周りの筋肉や関節に痛みが出てしまう事があります。これは動きを制限してしまった事で起きる二次的な症状なのです。
意外!クッションの効き過ぎたジョギングシューズ
クッションの効いたスニーカーやシューズが腰に負担を掛ける?と聞くと矛盾していると思ってしまいますね。確かにジョギングのショックを和らげてくれるクッションは身体に優しいイメージです。 しかしそれはあくまでジョギングの時に真価を発揮するもので、日常の歩行の時はその過剰なクッション性は安定感を削ぎむしろ筋肉に負担となります。分かりやすく言えばフワフワとした風船のように不安定な場所を歩くような負担を強いられる状態と言えます。 歩くときには必要以上なクッションはむしろ身体に負担なのです。地面に正しく力を伝えられる靴を選びましょう。 身体の歪みは服装が原因になることもあります。歪みや腰痛が気になる方は覚えておくと役に立ちますよ!