大宮で根本改善なら「にいのみ整体院」

ヘルニア

比較的若い世代の腰の悩み

一昔前までは腰痛の代名詞、腰痛と言えば「椎間板ヘルニア」がイメージされたのではないでしょうか?現在ではMRIや様々な機器により腰痛の原因もより精密に正確に特定できるようになった為、以前ほど名称を聞かなくなったのかもしれません。 脊柱管狭窄症が高齢者が多くを占めるのに対して若年層に多いのが腰椎椎間板ヘルニアです。発症する年代は20~50代と幅広い年代で起こる腰痛です。

椎間板とは

椎間板とは脊骨の間で歩行などの衝撃から脳を守るクッションの役目をしている組織です。 外側を繊維質の繊維輪が覆っており内側を髄核という粘性の組織があります。この髄核がクッションの役目で外側の繊維輪が支えているという構造をしています。

椎間板ヘルニアとはどんな状態なのか

椎間板ヘルニア

ヘルニアとは突出、飛び出していることを言います。 椎間板ヘルニアとは椎間板に過剰な圧がかかったり、加齢などで繊維輪の水分が抜け断裂することで髄核が突出(ヘルニア)します。この髄核が脊柱の近くを通る神経を圧迫することで痛みを感じるといわれています。

 

 

 

病院での診断

病院ではMRIやCT検査、X線検査、神経根造影、脊髄造影、椎間板造影などの画像検査と、SLRテストという膝を伸展して動きを見る検査があります。  

 

痛みを感じない場合も

しかしヘルニアが起きていても痛みを感じない場合があります。MRIでヘルニアが確認されていても患者本人は痛みを感じない場合もあるので「人による」といわれる場合があるのです。 これはヘルニアが起きている部位で炎症が有るか、炎症が無いかという状況によっても変わってくるので個人差が出るものと思われます。また痛みの症状が似ている仙腸関節痛や梨状筋症候群などの可能性があります。

 

椎間板ヘルニアになったらまずは安静に

一昔前、「椎間板ヘルニアになったら手術しかない」という風潮がありました。これは一度椎間板ヘルニアになれば飛び出した髄核は戻らず神経を圧迫し続けると考えられていたからです。しかし近年では、出っ張った部分が戻ることが分かってきたのでよほど重症でない場合は以前ほど手術を行わなくなっています。またしばらく安静にして椎間板にかかる負担を減らしヘルニアが戻るのを期待する場合が有ります。

 

骨格の歪みが椎間板ヘルニアを引き起こしたりや悪化させることも

椎間板ヘルニアは椎間板に過剰な負担がかかる事で起きますが、単純に重い物を持ったり椎間板に負担のかかる動作や姿勢だけで起きる訳ではありません。 日常の姿勢や動作、身体に染み付いた骨格の歪みがより椎間板に大きな負担をかけてヘルニアを起こし悪化させる要因なのです。 当院ではその骨格のゆがみに着目し多くの椎間板ヘルニアの症状の改善に成功しています。次回は当院の患者様の症例をご紹介します。

腰痛を考えるシリーズ 椎間板ヘルニア その2に続きます。

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